透析医療の成長期から現在まで、診療報酬の削減等の現実を目のあたりにしてきました。
これから先どうなっていくのだろうという心配もあります。私は大学卒業後、総合商社で仕事をしておりました。そこでは、「 状況にかかわらず常に自分のやるべきことを自分で探し出し自ら動く」「 周りの人との協調性を保つ」という仕事上の基礎を教わりました。
この考えはどの職場でも同じことだと思っています。今後ますます厳しい医療状況になっていくとしても、医療者としての患者さんに対する貢献の気持ちと一社会人としての職場に対する利益追求の基本は変わりません。
他の医療職とのコミュニケーションを密に行い、患者さん病態を把握し、QOLを考慮し、かつ収益性の高い薬剤をドクターに提案しながら、組織全体の活性化に少しでも助力できればと思いながら常に活動しています。
医薬の世界は常に進化しております。常にいろいろな知識や情報を入手できる今の職場の状況の中で、私は患者さん、他の医療職のスタッフ、クリニックに貢献できるように能力の限界を常に更新できる自分でいたいと思います。