平成25年5月1日
中国の鳥インフルエンザA（H7N9）による患者発生がニュースになっています。この度、茅ヶ崎保健福祉事務所から通知がありましたのでお知らせします。
38度以上の発熱と急性呼吸器症状を呈し、肺炎等が疑われ発病前10日以内に中国(※)に渡航または居住していた方は当クリニックから当該事務所に連絡することとなりました。
感染源やウイルスの保有宿主についての調査が進められていますが現時点では、人から人への感染したという形跡はありません。
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※患者は、安徽省で3人(1人が死亡)、河南省で3人(死亡者はなし)、江蘇省で21人(3人が死亡)、浙江省で27人(2人が死亡)、北京市で1人(死亡者はなし)、上海市で32人(11人が死亡)が報告されています。 |
感染源が確認されるまでは、今後も中国でこのウイルスに感染した患者が出ると予想されます。WHOは、この事例に関して入国時の特別なスクリーニングおよび渡航や貿易を制限することを推奨していません。
ご家族やご同居の方などで中国に滞在する計画のある方は、今後の情報に注意していただくとともに、最近の渡航歴がある人がいたら、その人との接触注意として手洗いや咳エチケットをこころがけてください。また、鳥に直接触ったり、病気の鳥や死んだ鳥に近寄ったりしないようにしましょう。
茅ヶ崎セントラルクリニック
理事長 小川 成海
院長 岩尾總一郎
