令和7年6月1日
入梅の候、皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、この季節は気温も湿度も高く、細菌が繁殖しやすい時期です。 特に注意したいのが食中毒。
作り置きやお弁当は室温に置かず冷蔵保存を徹底しましょう。食材はしっかり加熱し、調理前後の手洗いも忘れずに。調理器具の清潔も重要です。 体力が落ちていると症状が重くなりやすいため、睡眠と栄養をしっかりとり、無理のない生活を心がけましょう。
梅雨が明けるとやってくるのが、夏の風物詩「花火大会」。 茅ヶ崎では6月7日(土)にサザンビーチちがさきにて開催され、色とりどりの花火が夜空に広がる様は、夏の始まりを告げてくれているようですよね。
ちなみに、打ち上げ花火の起源は江戸時代。徳川家康の命日にあたる7月に、隅田川で「悪疫退散」と「慰霊」を目的に花火が打ち上げられたのが始まりとされています。 もともとは病気や災いを追い払う厄除けの意味を持っていた花火。そう考えると、現代の私たちにも通じる願いが込められているように感じられます。じめじめとした季節だからこそ、体調と食に気を付けて、元気に夏を迎えましょう。
今後も引き続き、「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。
医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕