令和7年2月1日
三寒四温の季節となり、時折春を感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
伊豆では1日から河津桜まつりが開催されるとのことです。
実際に現地に足を運ばれる方は何人位いらっしゃることでしょうね。
訪れた際には、ぜひお土産話をお聞かせてください。
さて、2月は和風月名で「如月(きさらぎ)」と呼ばれています。この「きさらぎ」という言葉には、いくつかの由来があるとされています。
- 衣更着(きさらぎ):寒さが厳しいため、さらに衣を重ね着することから。
- 気更来(きさらぎ):春に向かって気候が変わり始めることから。
- 生更木(きさらぎ):草木が新たに芽吹く準備をしている様子から。
どの説も、寒さの中にも春の兆しが感じられる2月の情景を美しく表現しています。
また、2月の別名には「如月」のほかに「仲春(ちゅうしゅん)」や「余寒(よかん)」といった言葉もあり、まだまだ寒さが残るものの、春の足音が少しずつ近づいていることを表現しています。
一方で、2月は空気の乾燥がより一層気になる時期でもあります。寒いと体温が奪われ、血行が悪くなるだけでなく、乾燥した空気は肌や喉・鼻の粘膜にもダメージを与えます。その結果、感染症にかかりやすくなることもあります。さらに、乾燥は筋肉の弾力を奪い、寒さによる血行不良と相まって、ぎっくり腰の要因にもなり得ます。
エアコンや加湿器をうまく活用し、適切な温度と湿度を保ちながら、残り少ない冬を元気に乗り切りましょう。また、感染症対策も大切ですが、寒いからと自宅に籠ってばかりいないで、運動を兼ねた春を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。
「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。
医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕