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クリニック通信

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令和元年11月1日


晩秋の候、日だまりの暖かさが心地よい季節となりました。
秋から冬へと移り変わる1年のうちで最も変化のある11月。初旬はまだ秋晴れの好天気が続きますが、立冬を過ぎると朝夕冷え込み、中旬には山野や街路樹の木々が黄葉や紅葉の見頃を迎えます。下旬には落葉が舞い、北国からは初雪の便りも届き始め、めっきり冬の雰囲気が色濃くなります。

寒くなってくると毎年インフルエンザの感染症の話題をよく聞きますが、11月〜3月が流行期である“ノロウイルス”の感染症も注意が必要です。
食虫毒というと、夏場に多く発生する病原性大腸菌やサルモネラ菌などによる「細菌性食中毒」をイメージするかもしれませんが、冬場も夏場と同じように注意が必要です。冬場に多く発生するものは「ウイルス性食中毒」で、代表的なものがノロウイルスです。
その感染経路は主に2つです。1つは食べ物を介した感染、もう1つは人から人への感染です。ノロウイルスに感染した人は、突然滝のように吐くため、近くにいる人がそのしぶきを吸い込んで感染してしまうことがあります。ノロウイルスによる食中毒はウイルス感染という特性から、発端は食中毒であったとしても感染する力が極めて強く、集団感染の大半は誰かがまずノロウイルスに感染し、ヒトからヒトへ感染して広がっていきます。大規模になりやすいので、発生した場合は適切な対処をして感染拡大を防ぐことが大切です。

ノロウイルスの主な原因食品は牡蠣などの二枚貝ですが、サラダなどの加熱しない食品、調理済みの食品など、それぞれの食品を接触させないようにしながら調理しましょう。ウイルス性食中毒の感染は食品からだけでなく、ヒトや食器などからも経由して拡がります。少量でもウイルスが体内に入ると腸内で増殖して、吐き気やおう吐、下痢、腹痛などを引き起こします。幼児や高齢者、病気治療中の人は、症状が重くなる場合もあります。
また、医療機関を受診する際は、感染拡大を防ぐために事前に電話を入れ、医療機関の指示に従って受診するようにしましょう。

ノロウイルスから感染を防ぐ基本は、せっけんと流水によるこまめな手洗いです。

  • 帰宅直後、調理の前後、食事の前、トイレの後などこまめに石けんを使って、指の間、爪の内側までていねいに手洗いをしましょう。手を洗うときには、洗い残しの原因になる時計や指輪をはずしましょう。
  • まな板やふきんなど台所の調理器具は水で薄めた家庭用塩素系漂白剤で消毒しましょう。その際、表示されている使用方法を確認しましょう。
  • 体調不良になるとウイルスに対する抵抗力が低下するので、普段から適度な運動を行い、栄養や睡眠などを十分にとって体調を管理しましょう。

身近な人が感染していることが疑われる場合の対処ポイントは

  • 便や吐いたものを片付けるときは、使い捨ての手袋やマスク、ペーパータオルを利用し、処理後はビニール袋に密封し、家庭用の塩素系漂白剤など消毒液を加えて捨ててください。
  • 汚れた床や家具、衣類、調理器具、食器などは水で薄めた家庭用塩素系漂白剤で消毒しましょう。その際、表示されている使用方法を確認しましょう。
  • 処理後は自分の手をていねいに洗いましょう。

「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。

医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕

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