茅ヶ崎市 人工透析 血液透析濾過 夜間透析 臨時透析 食事療法 「茅ヶ崎セントラルクリニック」

クリニック通信

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平成30年9月1日

 厳しい暑さが続いていますが、ふとしたときに秋の気配を感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしですか。平成最期となる今年の秋、“読書の秋”“スポーツの秋”“芸術の秋”“睡眠の秋”“食欲の秋”などといわれる季節の到来が近づいてまいりました。今月は特に食欲の秋について皆様にご紹介したいと思います。

 さて、一般的に食欲の秋と言いますが、透析をおこなっている皆様にとっては体重増加やカルシウム、リンの上昇につながる体重増加や検査値との戦いの秋ともいえる時期となります。

 そこで、なぜ秋に食欲が増すのか?ということについてお話しさせていただきます。「食欲の秋」の由来については、諸説ありますが栗やさつまいも、梨、ぶどう、それから私たちの主食となるお米など、多くの食材が旬を迎える秋はいつもより食欲が増す、という考えから“食欲の秋”と呼ばれるようになったようです。それではなぜ秋になると食欲が増すのか?ということですが、そこには精神状態を安定にするための、ある神経伝達物質が大きく関係しています。セロトニンいう名前を聞いたことがありますか?セロトニンは”幸せホルモン”とも呼ばれていて、食欲を抑える働きがあります。この成分は、日光に当たる時間と比例していて、陽の光を浴びる時間が短いと減り、長ければ増えます。つまり秋は日照時間が短いので、夏に比べて太陽の光を浴びる時間が短く、かつセロトニンの分泌量も減るので、食欲が増えると言われています。

 また暑さによる夏バテで、食欲が減ってしまった方が秋に入ると、うだるような暑さから一変、過ごしやすい気温に落ち着くので、本来の食欲に回復します。よって夏バテが解消されて、食欲が増したように感じるのだと考えられます。

 更に、秋になると、各地で新米の収穫がスタートし販売されます。ふっくらやわらかくて粘りがあり、格別のおいしさ。それに加えて、戻りかつおや鮭、きのこ類など旬のおいしい食材が店頭に並び、食卓にも上がるとなれば、ついついご飯が進んでしまいます。ゆえに、食欲の増進とも関係しているのかもしれません。

 食欲増進の原因が科学的に解明されていたことを皆様にご紹介させていただきましたが、おいしいものに囲まれてたくさん食べたくなる気持ちは分かりますが、悲劇の結末を迎えないためにも腹八分目を心がけて、秋の味覚を堪能してください。

医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 阿部 重一

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