平成25年9月1日
防災対策と当院被災時の臨時透析について
9月1日は防災の日、90年前に発生した関東大震災にちなんだものです。
災害時、患者様の透析治療を確保するために、県内4医療圏(湘南東部、湘南西部、県央、県西)の透析施設が集まり、災害時透析施設ネットワーク協定を締結しています。当クリニックはこの協定締結に発足当初から関わってきました。ネットワークの事務局長は、以前、当院の診療に尽力いただいた東海大学大磯病院の鈴木大(はじめ)先生です。
茅ヶ崎地域が被災した場合、当院の緊急連絡網を通じて、まず患者様の被災状況を確認させていただきます。そして、ネットワーク参加各施設がこの情報を共有し、当院での透析が不可能な場合、稼働できる透析施設が患者様の受入体制を整え、当院患者様の臨時透析スケジュールを作成・公表します。
ネットワークでは年2回、様々な被災地域の想定をしながら、迅速に臨時透析体制を整えられるように訓練を重ねています。
以上、万全を期していますのでご安心ください。
茅ヶ崎セントラルクリニック
理事長 小川 成海
院長 岩尾總一郎