茅ヶ崎市 人工透析 血液透析濾過 夜間透析 臨時透析 食事療法 「茅ヶ崎セントラルクリニック」

クリニック通信

平成25年10月15日

 朝夕は、すっかり涼しくなりましたが、皆様にはお変わりなくお過ごしの事と存じます。だいぶ秋めいて参りましたので、風邪など引かない様お気をつけ下さい。

 さて、先日福岡の整形外科の病院で、患者様及び職員合わせて15名の死傷者が出るという大変不幸な事故が起こりました。皆様もご心配されていると思いますが、私共のクリニックは、消防法にのっとり、またはそれ以上の予防策を講じております。

<防火扉>
福岡の病院で一番の問題になっていた防火扉に関しては、1階に1ヶ所、2階に2ヶ所設置しており、定期的に開閉の確認をしております。福岡の病院の様に、針金で固定したり物品を置いて開閉を妨げる様な事はしておりません。
<火災報知器>
火災報知機は安全警備会社とも24時間直結しており、そちらから消防に瞬時に連絡がいく様になっていて、作動確認も定期的に行っております。
<非常口>
直接外にでられる非常口は、1階は東西南北全方位の各1ヶ所に加え、その他2ヶ所(計6ヶ所)、2階は南側を除く東西の非常口が各1ヶ所に加え、内階段を経して外へ出られる非常口が北側に1ヶ所あります(計3ヵ所)。
<消火設備>
消火器も各階に充分な数を設置してあります。また、スプリンクラーに関しては、現在当クリニックでは消防法の設置義務はございませんが、福岡の事故の後、行政も設置義務を考えていく様なので、私共も近い将来の課題として、厳重に受け止めてまいります。

 当クリニックは鉄筋コンクリート造りなので、延焼の恐れは非常に少ないですし、防火扉の他、排煙機能もあり煙を吸い出しますので、福岡の被害の多くを来した窒息等の可能性は、まずありません。

 そして、皆様のお手元に災害パンフレットの保存版を最初にお渡ししておりますが、無くしてしまった方もいらっしゃるかと思います、また更新箇所もありますので最新版が出来上がり次第お配り致します。災害時は、そのパンフレットの手順に沿って行動しますが、基本的にはスタッフが介助致します。もちろん、ご自分でご判断され、パンフレットに沿って行動されるのも結構です。また、火元責任者分担表を別紙に示します。この様な分担表及び任務事項で年に数回定期的に、具体的な防災点検をスタッフで行っております。

 以前は、患者様を交えた防災訓練を年に2回程行っていましたが、患者様より大変だとのご指摘で、現在は中止しております。再開のご要望があれば、その様に計画していきたいと思います。

 以上の様な体制ですが、私共病院の姿勢として、当初より安全第一としてきております。今回の痛ましい事故を大きな教訓として、再度身を引き締めて皆様と一緒に安全を図っていきたいと存じます。どうぞ宜しくお願い致します。

茅ヶ崎セントラルクリニック
理事長  小川 成海
院長  岩尾總一郎

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