平成26年3月1日
先月は茅ヶ崎地域40年ぶりの大雪に際し、患者様には大変ご不便、ご心配があったものと拝察いたします。実際、2月15日、茅ヶ崎では交通機関が止まる中、馬に乗った人がいたとニュースになりました(写真)。
当クリニックでは、朝5時から歩いて出勤した職員もおりました。全職員、定刻に出勤いたしました。電話による患者様の状態の確認とクリニックへの送迎計画、玄関に続く道路の雪かきをして搬送車両の進入路の確保など、なんとか、皆様の診療に支障をきたさないよう、精いっぱい努力いたしました。
ご自宅に待機なされていた患者様からは、いつ迎えに来るのかという問い合わせをクリニックの事務あてに、多くいただきました。患者様の日ごろの病状と、送迎タクシーの配車予定とを組み合わせ、また、職員が直接、患者様のお宅に伺って状況把握に努めたことにより、なんとか通常通りに処置できたものと、職員一同安堵しております。他の施設では、一時期に患者様が集中したために現場が混乱し、透析時間を短縮して患者様に再来院をお願いするなどの不便があったと聞きました。
今回の雪は水分が多く、湿っており、樹木の倒壊が随所で見られました。今年の初め、当院ではクリニックにつながる道路沿いの銀杏の枝を剪定していたことから、倒木により鉄道に被害を与えることもなく、未然に事故が防げたものと自負しております。
今後とも、災害時においても「患者様第一」を心がけ、診療に遺漏なきよう、努めてまいります。よろしくお願いいたします。
なお、3月第2木曜日(今年は13日)は世界腎臓デーです。
医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
理事長兼院長 岩尾 總一郎