平成26年5月1日
満開の桜もいつしか葉桜となり、清々しい風薫る季節となりました。新入生、新社会人が、夢に向かって羽ばたく姿を、太陽に向かって伸びる青々とした若葉と連想させ、初夏の清々しい青空が広がるこの時期の晴天を「五月晴れ」と呼んでいます。
「五月」とは元来、旧暦の「六月」を指し、梅雨を五月雨と呼ぶように「五月晴れ」とは梅雨の合間の晴れの日を表した言葉でした。その時期の自然を連想させる和暦(卯月、弥生、皐月、如月、神無月等)を季語に取り込み、時候の挨拶を大切にしてきた日本人にとっては、「皐月」を五番目の月の「五月」と読むのは誤用との意見があるのも理解できますが、現代の生活スタイルにあわせ、明るく前向きなイメージを連想させる使い方は良い誤用ではないかと思います。
先月、健育会グループ竹川理事長が来院され、今年度のクリニックの予算説明会が行われました。各部門が運営方針に基づき、具体的に実施する施策を発表いたしました。患者さんを中心に考え、使命感を育み、「優しく穏やかな微笑みがあふれるクリニック」にすべく内容であったと感じております。
地域の透析医療機関として、皆様とともに歩んでいく為、皆様が日頃感じていることを運営に活かしたく、ご意見を頂戴するためにお声掛けをさせていただく事がございます。何卒ご協力くださいますようお願い申し上げます。
今後とも、「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏なきよう、努めてまいります。よろしくお願いいたします。
医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
理事長兼院長 岩尾 總一郎