平成27年12月1日
今年もいよいよ残り僅かとなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
空気が乾燥し、日常的に暖房が必要な季節となりました。
この季節、エアコンを用いて部屋を暖めると、部屋の空気が乾燥してしまいます。乾燥により鼻や口などの呼吸器系の粘膜も乾燥し、風邪などの感染に対する防御機能が低下して、風邪やインフルエンザなど、病原微生物が体内に侵入しやすくなります。
冬に風邪やインフルエンザが流行する理由は、寒さや病原微生物
が増えるからではありません。空気の乾燥が、大きな原因の一つ
です。
対策として、部屋の湿度を40%以上(適正な湿度)に維持することです。電気ストーブの場合も全く水蒸気が発生しないので、加湿器と併用することをおすすめします。
石油ストーブの場合は燃焼時に水蒸気が発生するので加湿は少なくすみます。
乾燥は肌にも影響が出てきます。水分量が10%以下になると乾燥肌の状態です。乾燥肌は肌荒れやかゆみの原因になってしまいます。
乾燥肌を防ぐにはいくつかの方法があります。
〇洗顔
・・・刺激が少ない洗顔料で洗顔するのが肌に優しくて良い。
洗顔後に顔を拭くときはゴシゴシ拭かないように気をつけましょう。
肌を傷つける原因となってしまいますので、優しく押して拭くよう
にしましょう。
〇スキンケアを行う
・・・洗顔後に化粧水を使用し保湿するのがおすすめです。
肌の水分を維持するために大切な『セラミド』や水分保持能力が高い
『ヒアルロン酸』の成分が入っている化粧水が良い。
「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、
診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。
来年も相変わらぬご愛顧を頂けますようお願い申し上げて
今年度最後のご挨拶とさせていただきます。
医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
理事長兼院長 岩尾 總一郎