平成28年8月1日
暦の上では立秋とは言え、まだまだ厳しい暑さが続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか？
8月10日は「はーと」と読めることから「健康ハートの日」と定められています。日本人の死因は、第1位のガンに次いで第2位が心臓病です。約18万人の方が1年間にお亡くなりになっています。その心臓病の中でも8割を占めているのが、虚血性心疾患と呼ばれる狭心症や心筋梗塞などです。
これらは心臓に血液を送る冠動脈が高血圧・脂質異常・高血糖・喫煙を因子とした動脈硬化によって突然狭窄または閉塞することで起こります。
ただし、心臓病は生活習慣を改善する事で遠ざける事が出来ます。すなわち、
○ 減塩を心掛け高血圧を予防する
○ 野菜、豆、魚料理を中心とする
○ 間食、過食をせずに高血糖を防ぐ
○ たばこを吸わない、吸わせない
などです。
また、心臓病は冬場に多い傾向がありますが、夏場も油断は禁物です。高温多湿の環境下で、発汗によって体内の水分が失われることで血液の濃度が高まり、血栓ができやすくなり、心臓に大きな負担がかかります。水分を適度に補給する事を心掛けてください！
さて、当クリニックにおきましては、8月より医局体制が変更になります。大学派遣の先生方に代わり吉田先生を副院長として招聘し、院長・副院長のツートップ体制にて診療させていただきます。また今年の1月より行ってまいりました管理棟の工事も工期通りに無事終了いたしました。8月1日より4階を女性患者様更衣室、5階を男性患者様更衣室へ改修する工事に入ります。工事期間中は騒音や振動、工事業者の出入り等により皆様にご迷惑やご不便をお掛けしますが、引き続きご理解とご協力の程お願い致します。
「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。
医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 阿部 重一
