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クリニック通信

平成29年8月1日

 今年は格別に残暑が厳しいようですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

さて先月、ネコから咬まれた歴のある人がSFTSを発症し、亡くなったとの報道がありました。
SFTSとはマダニが媒介するウィルス感染症の事で、「重症熱性血小板減少症候群」と言います。
予防対策と対処方法は右記案内をご覧になってください。

 

 また「哺乳類動物からヒトへの感染が世界初「ペットとして飼育されている犬猫から感染」といった不安を煽る報道に惑わされないでください。ペットの犬猫を介した感染は稀であり、室内飼育猫からのリスクは無い事が確認されております。散歩をしなければいけない犬には駆除剤の投与の 徹底で予防し、体調が悪そうであれば動物病院を受診する事をお勧めします。

ただし、獣医学の充実や保健衛生の改善の一方で動物由来感染症は増加傾向にあります。外で飼っていたのは一昔前、室内飼育出来るペットの種類が増え、感染の機会が増えた事、飼育しきれずに野に放つ事で野生化した動物から攻撃される事が挙げられます。野犬がシカを食べている映像は記憶に新しく、野生のアライグマによる狂犬病のリスクが考えられるようになってきました。さらに、あまり知られていない新種のペットの輸入が増え、未知のウィルスによる新たな感染症も危惧されています。「ペットは家族」と言われるようになって久しいですが、動物学上免疫力も違う動物であり、ある程度のけじめを持って接する事が大切だと感じます。口移しでえさを与える等の濃厚な接触を避ける事が感染予防にとって一番大切な事なのかもしれません

「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。

医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 阿部 重一

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