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クリニック通信

平成30年5月1日

風薫る五月がやってまいりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

5月と言えば、鯉のぼりを見かけることが多いかと思います。
鯉のぼりは、日本では将軍に男の子が生まれると旗指物という家紋のついた旗やのぼりを立てて祝う風習がありました。
これが武家に広がり男の子が生まれた印として、のぼりを立てるようになりました。
その風習が庶民の間でも真似されるようになったのがはじまりです。

写真は、高知県の鯉のぼりです。毎年5月のこの時期には、町特産の「不織布」で作られた
色とりどりのこいのぼりが清流仁淀川に約350匹泳ぐそうです。
現在でも、大切な行事として残っている場所もあります。

 

さて、これから暑くなりますが、暑くなると体力を消耗し、抵抗力が落ちてきます。
抵抗力が落ちると、細菌やウィルスに感染しやすくなります。

5月頃はロタウイルスを原因とする感染性胃腸炎が多くなります。予防方法として最も基本的なことは、手洗いの励行です。『手』は人間にとって便利な道具です。手はあらゆる場所で、様々なものに共通に使われるため、代表的な微生物の感染経路となります。特にトイレの後、便や吐物を処理した後、調理の前、食事の前など手洗いは石けんを使用し、しっかりと10秒以上、流水で洗い流してください。
手洗いにかける時間の目安は30秒です。
きちんと予防して夏を乗り切りましょう。

 

「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。

医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 阿部 重一

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