令和元年10月1日
日ごとに深まりゆく秋を感じるころとなりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。食欲の秋、読書の秋、芸術の秋など、日本の秋には楽しみがたくさんありますね。行楽シーズンでもあり、ご自身の趣味やご家族とのお出かけなどで車を運転される機会も増えることと思います。
しかし今日、高齢ドライバーの事故が多発し、連日のように報道されています。
あなたや大切なご家族が、加害者にも被害者にもならないために、下のリストでチェックしてみましょう。いくつ思い当たるでしょうか。
「運転、続けても大丈夫?」という時のチェックリスト
- 車のキーや免許証などを探し回ることがある。
- 今までできていたカーステレオやカーナビの操作ができなくなった。
- トリップメーターの戻し方や時計の合わせ方ができなくなった。
- 機器や装置(アクセル、ブレーキ、ウインカーなど)の名前を思い出せないこと
がある。 - 道路標識の意味が思い出せないことがある。
- スーパーなどの駐車場で自分の車を停めた位置がわからなくなることがある。
- 何度も行っている場所への道順がすぐに思い出せないことがある。
- 運転している途中で行き先を忘れてしまったことがある。
- よく通る道なのに曲がる場所を間違えることがある。
- 車で出かけたのに他の交通手段で帰ってきたことがある。
- 運転中にバックミラー(ルーム、サイド)をあまり見なくなった。
- アクセルとブレーキを間違えることがある。
- 曲がる際にウインカーを出し忘れることがある。
- 反対車線を走ってしまった(走りそうになった)。
- 右折時に対向車の速度と距離の感覚がつかみにくくなった。
- 気づくと自分が先頭を走っていて、後ろに車列が連なっていることがよくある。
- 車間距離を一定に保つことが苦手になった。
- 高速道路を利用することが怖く(苦手に)なった。
- 合流が怖く(苦手に)なった。
- 車庫入れで壁やフェンスに車体をこすることが増えた。
- 駐車場所のラインや、枠内に合わせて車を停めることが難しくなった。
- 日時を間違えて目的地に行くことが多くなった。
- 急発進や急ブレーキ、急ハンドルなど、運転が荒くなった(と言われるように
なった)。 - 交差点での右左折時に歩行者や自転車が急に現れて驚くことが多くなった。
- 運転している時にミスしたり危険な目にあったりすると頭の中が真っ白になる。
- 好きだったドライブに行く回数が減った。
- 同乗者と会話しながらの運転がしづらくなった。
- 以前ほど車の汚れが気にならず、あまり洗車をしなくなった。
- 運転自体に興味がなくなった。
- 運転すると妙に疲れるようになった。
30項目のうち5項目以上に心当たりがある場合は要注意です。早めの受診をお勧めします。
「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。
医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕