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クリニック通信

令和2年7月1日

 じめじめとした寝苦しい夜が続いておりますが、みなさま変わりなくお過ごしでしょうか。
今年は新型コロナウイルスの影響で、日々の生活にも様々な変化があり、新しい生活様式への対応をしていかなくてはなりません。例年であれば、梅雨が明ければ、夏のレジャーやお盆の帰省などが待っていますが、今年はこの先どうなるのかと心配ごとがつきませんね。

 

【帰省】とはお盆や年末年始などの休暇を利用して、一時的に故郷へ帰る意味で使われます。帰省の『省』の字には、「親の安否をよく確かめる」という意味があり、帰省の本来の意味は故郷に帰って両親の安否を問うことです。
似た意味の言葉で【帰郷】とは、故郷へ帰ること全般を表す言葉で、一時的に故郷へ帰る意味でも使われましたが、現在では、帰省と同じ意味で使われることは少なく、故郷に帰って安住する場合に「帰郷」が多く用いられます。

また、【里帰り】は、婚礼後の3日後か5日後に、初めて新婦が実家に帰ることを意味しましたが、現在では、結婚している女性が実家へ帰るときに使われます。
基本的に男性が実家に帰ることを「里帰り」とは言いませんが、外国へ移住した人が故郷へ帰る際には、性別や婚姻の有無に関係なく「里帰り」が使われます。

 今年の帰省は、新型コロナウイルスの影響で思い通りにはならないかもしれません。新幹線や飛行機は密接、密集、密閉がそろっている場所なので、交通機関を利用する際は注意が必要です。

お墓参りは近くにいる人が最低限の人数で行く方が望ましいでしょう。遠くて行けない方は、実際にお墓参りに行っている親族の方にオンライン通話してもらい、オンラインお墓参りという手段もあります。お寺によってはお墓の映像をインターネット上で中継してくれるところもあるようです。

 とにかく今年は本当に「我慢」が多い1年になりそうですね…。
だからこそ、収束したあと会いたい人たちに会えたときの喜びは何倍にも何百にも
味わうことが出来るでしょう。

「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏なきよう努めてまいります。
何卒よろしくお願いします。

医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕

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