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クリニック通信

令和2年8月1日

 真夏の日差しが照り付ける中、ヒマワリが空を仰いでいます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
本来であれば、東京オリンピックの熱狂で始まる8月でした。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活環境は大きくかわり、日々の生活に欠かせないマスク。マスクの「不織布」の読み方を「ふしきふ」や「ふおりぬの」と読んでいる方もいるかもしれませんが、正しくは「ふしょくふ」で「織らない布」という意味です。不織布は繊維をそのままシート状にできるので、織布のように糸を編んだりする必要がないためコストを低く抑えることができます。また、不織布特有の性質(ろ過性、保温性、通気性)に加え、原料や製法の組み合わせによってさまざまな機能を付与することができます。コストが安いので、使い捨ての製品に(例:おむつ、掃除用ワイパー、マスク、病院用の手術着や帽子など)広く使用されている素材です。花粉症や感染症対策のためマスクを使用する人が多いと思いますが、不織布はその製法上、織物や編物よりも耐久性が低いので、洗濯をして何度も繰り返して使用する用途には向きません。使い捨てが基本となります。布マスクは消毒や洗濯をして使用できるようです。

さて、輸入品のマスクの中には不織布を使わず、白いプラスチックフィルムでできているマスクもあります。このマスクをつけると息が出来ないし、汗をたくさん掻いて肌荒れを起こしたりするので、素材には十分気を付けて購入しましょう。マスクを買ったは良いが、使えないというのが一番悲しいので注意しましょう。

 Covid-19感染拡大もありうるこれから、そして8月は台風も多く短時間に多くの雨が降り、土砂災害や河川氾濫などの災害につながることもあります。

 被災時はコロナ感染の可能性を考慮して、避難所ではなく自宅で生活する場合もあるかもしれません。その為、自宅での食料備蓄も大切になります。災害が起こると食料の確保が最優先されます。しかし、備蓄の必要性を感じている方でも実際に食料を備蓄しておくことはなかなか難しいものです。
そこで!!備蓄の新しい方法「ローリングストック」をご存知でしょうか?

保存食を備蓄しておくことも、もちろん大切なことではありますが、日常の中に食料備蓄を取り込むという考え方もあります。普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法をローリングストックと言います。

 

ローリングストックのポイントは、
①古いものから使うこと
②使った分は必ず補充すること

今年は新型コロナウイルス対策への準備もしておきましょう。被災時に公的機関による支援が届くまでの目安となる最低3日~1週間分のマスク、アルコール消毒液、そして体調管理のための体温計は備蓄品にセットしておきましょう。備蓄には使った分だけ買い足していく「ローリングストック」をぜひ活用してみましょう。

「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏なきよう努めてまいります。
何卒よろしくお願いします。

医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕

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