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クリニック通信

令和2年10月1日

夜ごとの虫の音に、深まりゆく秋を感じる頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年の10月1日は「十五夜」です。十五夜は、旧暦の8月15日の夜の事を言い、別名“中秋の名月”とも呼ばれています。十五夜には、お供え物をしてお月見をしますが、お供え物にも一つひとつ意味があります。

ススキ:
ススキは秋の七草の1つ。白い尾花が稲穂に似ている、魔除けになるという理由で供えるようになりました。
月見団子:
丸い団子を月に見立て、収穫への感謝の気持ちを表します。また、その団子を食べることで幸せと健康が得られるとの言い伝えもあります。
農作物:
里芋、栗、枝豆など収穫されたばかりの農作物を供え、豊作に感謝していたようです。中でも里芋をお供えするのは一般的で、「中秋の名月」は「芋名月」の異名をもちます。

涼しくなり始めたこの時期に、満月を見て楽しむのは、日本の秋の風物詩ともいえますね。

さて、大きな気温の変化により体力が落ちやすい秋は、免疫力の低下も発生してしまいます。この時期に気を付けたいのが「食中毒」です。「食中毒」と言えば高温多湿の真夏に発生するイメージがありますが、実は10月に食中毒になることが一番多いそうです。食中毒対策として、WHOが発表している「食品をより安全にするための5つの鍵」を紹介しますので、皆さんも未然に防げるようにしていきましょう。

  1. 【清潔に保つ】
    正しい手洗い、まな板・包丁など調理器具の洗浄・消毒、細菌やウイルスなど
    微生物を食品に「つけない」
  2. 【生の食品と加熱済み食品とを分ける】
    異なる食材をわけて取り扱う
    まな板・包丁は加熱済み食品用など用途別の区別を!
  3. 【よく加熱する】
    加熱が必要な食品はよく加熱しましょう!
    調理済み食品もよく再加熱を!
  4. 【安全な温度に保つ】
    温かいものはあたたかい状態で。冷たいものは冷たい状態(冷却)で。
    調理済み食品を室温に二時間以上放置しない
  5. 【安全な水と原材料を使用する】
    野菜や果物など生で食べる食材をよく洗いましょう。
    消費期限をすぎたものは食べないようにしましょう。

「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏なきよう努めてまいります。
何卒よろしくお願いします。

医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕

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