令和3年3月1日
ウィズコロナで明けた令和3年も早いもので3月に入りました。
年が明けてから3月までは、「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」という言葉があるように、あっという間に過ぎ去るように感じられる期間だそうです。
さて、毎年3月21日ごろが春分の日。
春分の日から約2週間が春分の期間です。春分の日は、太陽がほぼ真東から昇り真西に沈むため、昼と夜の長さがほぼ同じ時間になります。
同じ現象が起こるもう一日が、9月23日ごろの秋分の日です。
春分の日と秋分の日はともに祝日に定められています。
春と秋、年に2回のお彼岸は多くの人が家族揃ってお墓参りに行く期間ですね。
お彼岸の期間とは、春分の日・秋分の日と、前後3日を合わせた7日間のこと。
仏教では、亡くなった人が住む世界を彼岸(ひがん)と呼び、
西の彼方にあると信じられていました。
真西に太陽が沈む春分と秋分の日は彼岸とこの世(此岸:しがん)が最も近づく日であり、先祖を供養する気持ちがあの世に届きやすいと昔の人は考えていました。
仏教と太陽信仰の2つが結びついて、誕生したのが彼岸のお墓参りの習慣です。コロナ禍で、今はお墓参りもままならない状況ですが、ご先祖さまを敬う気持ちは常に忘れずにいたいものですね。 以前の様に気軽にお墓参りできる日が1日も早く訪れることを祈っております。
「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。
何卒よろしくお願いいたします。
医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕