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クリニック通信

令和4年8月1日

 猛暑が続き、その後梅雨が再来したかのような雨が降り、落ち着いてきたころにはコロナ第7波がやってくるという夏模様となっております。とはいえ、2年ぶりに行動制限のない夏休みとあって、感染予防を徹底してお出かけになる方も多いのではないでしょうか?まだまだ油断ならない状況ではありますが、この2年間で培われた感染対策は、決して無駄にはならないはずです。

 今回のテーマは、この第7波を引き起こしている新型コロナウィルス、オミクロン株の亜型であるBA.5についてです。

 こちらは現時点(令和4年7月28日)までの1年間の日本における新型コロナウィルス感染症新規感染者の推移です。今回の第7波は新規感染者の数だけ見ると過去最大となっています。そしてこの現象を引き起こしているのが、オミクロン株のBA.5と言われています。BA.5は2022年2月に南アフリカで見つかった後、5月以降ヨーロッパを中心に広がり、6月以降世界で検出される新型コロナウィルス全体の約5割を占めています。

 ではどんな特徴があるかというと、これは下記の表のとおりです。

 まず、感染拡大のスピードが第6波のオミクロン株の「BA.2」と比べて1.27倍と速いこと、そして「免疫逃避」といって、ワクチンを接種した人も過去に感染した人でも再感染するという性質を持っています。重症化しやすいかどうかについては、WHOは変化するという情報はないとしています。気になる症状ですが、「発熱」、「のどの痛み」が多いことがわかっています。

 一方で政府は2022年7月22日、感染者との最後の接触から2日目と3日目に簡易な抗原定性検査キットで検査し、いずれも陰性だった場合は3日目から隔離解除が認められると公表するなど、新たな動きも出てきています。

 いずれにしても刻一刻と私たちを取り巻く環境は変化し続けています。マスコミ等での報道にもアンテナをはって、常に新しい情報を取り込めるようにしておくとともに、日々の感染対策も継続して行って頂きたいと思います。体調の変化には気をつけて、違和感があればすぐにご連絡ください。

「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。
何卒よろしくお願いいたします。

医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕

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