茅ヶ崎市 人工透析 血液透析濾過 夜間透析 臨時透析 食事療法 「茅ヶ崎セントラルクリニック」

クリニック通信

令和4年12月1日

ワールドカップがはじまりましたね。
これを執筆している今日の段階では、日本はコスタリカ戦に負けて、今まさに崖っぷち。次のスペイン戦で勝つか負けるか、とても注目度の高い試合です。試合開始は12月2日の午前4時にキックオフ。眠気に勝てるかわかりませんが、頑張って見てみようと思う次第です。

さて、今年も残すところあとわずかとなりました。結局今年もコロナに振り回された一年だったと思いますが、徐々にコロナとの共存の形が見えてきたのも今年一年の成果だったと思います。一方でこのシーズンになると徐々に増えてくるのが心筋梗塞です。症状としては15分~30分以上続く旨の真ん中の痛みです。また胸の痛み以外にも、左肩から左手の痛み、あごや歯の痛み、冷や汗など、普通とは違う症状がある場合は要注意だそうです。

そんな心筋梗塞の引き金となるのが「ヒートショック」と「脱水」。ヒートショックは、急な温度変化による血圧の変化が原因。例えばお風呂だと、脱衣所に暖房を設置する、一番風呂を避ける、など急激な温度差に気をつけることが重要です。お風呂以外でも「トイレ」や「ゴミ出し」でもヒートショックが起こることもあるので温度差ができないよう注意しましょう。

出典:【イラストで解説】ヒートショックとは|サービス付き高齢者向け住宅の学研ココファン

以下の条件に当てはまる場合は要注意です。

  1. 糖尿病・高血圧・肥満
    糖尿病・高血圧・肥満は、動脈硬化を引き起こすのでヒートショックと関連が深いです。
    例えば、長年糖尿病を患っている人は自律神経に障害があり、血圧が不安定です。浴槽から立ち上がった際に血圧が急降下し、ヒートショックで倒れるケースは多くあるので、特に注意が必要でしょう。
  2. 睡眠時無呼吸症候群・動脈硬化・不整脈がある
    生活習慣病などと同様に、睡眠時無呼吸症候群・動脈硬化・不整脈に悩まされている人も動脈硬化になりやすいです。ヒートショックは、血圧の上昇による心筋梗塞・脳梗塞や脳出血などを引き起こします。そのため血圧に関連する以上の症状がある人は、特に注意する必要があるでしょう。
  3. 熱いお風呂を好む・長風呂しがち・飲酒後にお風呂に入る習慣がある
    熱いお風呂が好きな人いるでしょうが、これはヒートショックの対策上好ましくありません。また、長時間お湯に浸かっていると血圧が下がってしまうだけでなく、長時間入浴していると発汗を促し、血液が濃くなってしまいます。入浴前に一杯の水を飲むなどして対策しておきましょう。加えて飲酒をするとアルコール効果で血圧が下がりますが、入浴をすると血管が拡張してさらに血圧が下がりますそのため、入浴前の飲酒はできるだけ控えて、血管に負担をかけないように意識しましょう。
出典:「浴室の暖房、忘れていませんか?今年もヒートショック対策を」日本気象協会tenki.jp

今後も引き続き、「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。

医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕

クリニックのご案内
Copyright © 茅ヶ崎セントラルクリニック.All rights reserved