令和5年1月1日
新年明けましておめでとうございます。
早いもので、令和となり5度目のお正月を迎えます。
(正確には令和元年は5月から始まったので4度目ですね)
2023年は卯年です。
「卯」を兎と言うのは、十二支を動物に例えた名残になりますが、
「卯」は草木の茂る様子を言い、農作物の成長の目安として使われ、十二支の4番目に位置し、作物が繁茂している頃を表しています。
今年、年男・年女という方もいらっしゃるかと思いますが、兎に関することわざでよく聞く中に、「二兎追うものは一兎も得ず」というものがあります。
欲を出して同時に二つのことをうまくやろうとして、結局はどちらも失敗することのたとえです。色んなことに手をつけて、最終的にはすべてが中途半端なんてことがよくあります。
2023年は、一つずつ目の前のことを片付けて、確実に一歩一歩成長していきたいところです。
次に「株(かぶ)を守りて兎(うさぎ)を待つ」ということわざがあります。
あまり聞き慣れないことわざかと思いますが、意味としては、今までの古い習慣や過去に偶然成功した経験にこだわって、進歩がなかったり融通がきかないことのたとえです。
コロナが始まってから良くも悪くも時代の変化が早くなってきていると思います。
今までの当たり前を捨てて、新たな考えを取り入れないと時代に置いていかれるので、柔軟な対応が求められます。
さて、今年はどんな1年となるでしょうか。
4月には新しい行政機関、「こども家庭庁」が開庁予定です。 これまで文部科学省、厚生労働省、内閣府、警察庁などが所管していた子どもを取り巻く行政事務を集約することを目的として発足されるとのことですので、
こどもが今以上にすくすくと成長しやすい環境となることを祈ります。
また、同じ4月に日銀(日本銀行)の黒田総裁が任期満了を迎えます。今後の進退次第で日本の経済界はどう動くことになるでしょうか。
一方、茅ヶ崎セントラルクリニックでは3月頃を目途にオンライン資格確認のシステムを構築させスタートさせたいと考えております。 オンライン資格確認は、患者さんの情報が集約、管理される仕組みです。この仕組みによって患者さんの保険情報の確認だけでなく、質の高い医療に貢献する情報を得ることができ、安心した医療を患者さんに提供することができるようになります。詳細が決まりましたら別途ご連絡させていただきますので、いましばらくお待ちください。
2023年は卯年だけに飛躍の年にしていきたいと思います。
今後も引き続き、「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。
医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕