茅ヶ崎市 人工透析 血液透析濾過 夜間透析 臨時透析 食事療法 「茅ヶ崎セントラルクリニック」

クリニック通信

令和5年2月1日

あっという間に2023年も1か月が過ぎてしまいました。
2月に入るともうすぐそこに、春が見えてきます。ただ、今年度は「最強寒波」と名の付くものが度々訪れ、おまけに電気代もとても高くなっています。皆様におかれましてもくれぐれも寒さ対策を怠りませんよう、お願い申し上げます。
当院での透析中に寒さを感じる場合は、大変恐縮ではありますが、ご自宅から電気毛布などの装備をご持参ください。各透析ベッド脇には、電気毛布用のコンセントをご用意してありますので、お気軽にご利用いただければ幸いです。

さて、2月と言えば、バレンタインデーですね。ここ最近は、すっかりバレンタインデーらしさは薄れ、チョコレートを人にあげる日から、自分自身へのご褒美としてチョコレートを買う日、に徐々にシフトしているように感じます。
ただ、このチョコレート、透析の患者さんにとっては非常に摂食注意な食べ物です。
以下の表をご覧ください

参考文献:文部科学省 日本食品標準成分表 菓子類

同じ100gあたりでもリンやカリウムの値が高いことがわかります。
どうしても食事で足りないエネルギーを補うためにおやつの摂取も必要にはなってくるとは思いますが、その場合は1日の食事のバランスを考えてリンやカリウム、塩分などの取りすぎとならないように注意してください。

旧暦では、2月4日前後の「立春」が1年の始まりです。そのため、立春の前日を「季節を分ける日」という意味の「節分」と称し、豆まきをして一年の穢れ(けがれ)をはらい清める風習が生まれました。
豆は「魔を滅する(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味があります。また、まいた豆から芽が出ると縁起が悪いと考えられていたため、炒った大豆を枡へ入れ神棚にお供えしてから使います。
一般的に、一家の主人か、年男(女)が豆をまくものとされています。豆まきの後は、年の数だけ豆を食べると病気にならず、健康でいられるといわれています。年の数だけ食べられない場合は、飲めば食べるのと同じだけご利益があるといわれている「福茶」をいただきます。福豆3粒に梅干しと塩昆布を加え、お湯を注げば出来上がり。年の数の福豆にお茶を注いで飲む場合もあるそうです。

季節は少しずつ春に向かって、温かくなっていきます。冒頭にもお伝えしたとおり、寒さ対策はしっかり行って頂き、体調の管理にはくれぐれもご注意ください。

今後も引き続き、「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。

医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕

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