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クリニック通信

令和5年3月1日

3月は、春の訪れを感じる季節です。暦の上では春分の日があり、天気も暖かくなり、自然が目覚め始めます。とはいえ、急に暖かい日が続くわけではなく、よく言う三寒四温を繰り返しながら、徐々に春めいていく、といった感じになっていきます。三寒四温とは、冬期に3日間くらい寒い日が続き、次の4日間くらい暖かく、これが繰り返されること(気象庁ホームページより)だそうです。もともとは中国東北部や朝鮮半島におけることわざであって、シベリア高気圧の勢力がほぼ7日の周期で強まったり弱まったりするからと考えられているようです。

そんな3月ですが、この時期は寒暖差疲労に注意が必要です。
寒暖差疲労とは、気温の寒暖差が大きいことにより、自律神経の働きが乱れ、体が疲れることを指します。気温の変化に伴い、体は体温を一定に保つため自律神経を働かせて皮膚の血管を流れる血液量を調整したり、筋肉で熱を生み出したり、発汗して体温を下げたりします。

気温差が大きいと自律神経が過剰に働き、大きなエネルギーを消耗して疲労が蓄積し、肩こりや頭痛、めまい、倦怠感(けんたいかん)、便秘、下痢(げり)、不眠などの様々な心身の不調をもたらします。慢性化すると、わずかな気温差でも不調を感じやすくなります。寒暖差が8℃以上になるとエネルギー消費が多くなると言われています。今の時期は朝晩と昼との気温差は10℃以上の日も多くありますので注意が必要です。また、暖かかった翌日に急激に寒くなることもありますので、油断できません。

この寒暖差疲労の予防と緩和の方法ですが、まず何よりもすぐ羽織ったり、脱いだりできる着衣を用意して、こまめに体温調整をすることが大切です。またこれからの時期、特に体が冷えやすくなりますので、シャワーだけでなく湯船にゆっくりつかり温まることも効果的です。冷たい飲み物を控え、常温以上の飲物をとる事も良いでしょう。昔から3つの首を温めると良いとありますが、マフラーや暖かな靴下などを活躍させると良さそうです。

3月には卒業式や入学式などもあります。イベントごとも多くなってきます。それに合わせて、厚生労働省からは3月13日以降のマスク着用の考え方も発出されておりますが、当院におきましては、これまで通り、マスクの着用を皆様にはお願いさせて頂きたく存じます。
引き続き皆様のご協力、ご理解のほどお願い申し上げます。

今後も引き続き、「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。

医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕

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