令和5年4月1日
春の気配もようやく整い 心浮き立つ今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
WBCの熱気が桜の開花を促進させたような3月でしたが、4月はどんな月となるでしょう。
この季節、少し暖かいからと薄着で外出したけど、冷え切ってしまい体調を崩したという経験がある方もいらっしゃるかと思います。春はお天気が変わりやすいので、まだまだ羽織るものを持って出かけたいですね。
4月前半は高気圧と低気圧が交互に通過して周期的に天気が崩れます。また、低気圧が日本付近で発達して大荒れの天気になる場合もあります。
また、二十四節気では20日に『穀雨』を迎え、穀物に実りをもたらす雨がしっとりと降りそそぐ頃となります。穀雨は田畑の準備が整った頃に降る春雨が百穀を潤し、芽を出させる「百穀春雨」から名づけられたと言われています。穀雨以降は南から湿った空気が流れ込むようになり降水量が増えてくるため、種まきの目安とされているようです。
さて、先月満開を迎えた桜ですが、お花見に出かけられた方はいらっしゃるでしょうか。 お花見の起源は室町時代から平安時代にかけて貴族たちにより花を見ながら歌を詠む会が開かれたことから始まり、鎌倉時代には武士や町人にも広がり、江戸時代になると庶民にも広まったとされています。
お花見に作法はないと思いますが、その昔は梅を愛でていた頃もあるようです。
また現代のように花見=宴会となったのは豊臣秀吉が走りと言われているようです。
今年は3年分の思いが詰まった、感慨深いお花見となったことでしょう。
4月は年度の切り替わりで、いわゆる「新年度」となります。 年頭に目標を掲げた方も、今一度見直すいい機会かもしれません。
特に目標を掲げていない方、「朝活」を始めてみてはいかがでしょうか。「朝活」とは、文字通り「朝」の時間に「活動」することです。
朝、しっかりと日光を浴びると、脳内で働く神経伝達物質のひとつ「セロトニン」が分泌されます。セロトニンは、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わるものなので、朝活を始めると気分がだんだんと前向きになるように感じられます。
活動といってもウォーキングなどの運動をすることだけではありません。 趣味や読書、ゆっくりと朝食を摂るだけでも気分が変わります。
朝活を長く続けるコツは自分が楽しいと思える朝活を選ぶこと、でも無理をしないことです。「自分の生活が満たされている」と実感した時、人生はさらに豊かなものになるかもしれません。
新年度、茅ヶ崎セントラルクリニックもより一層患者様に寄り添い、活き活きとした人生を支援していきたいと思います。
今後も引き続き、「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。
医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕