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クリニック通信

令和5年8月1日

毎日暑いですね。年々暑さに拍車がかかっている気がしています。暑さというのはとどのつまり「太陽の角度」ですので、夏は太陽の光が地面に当たる角度が高く、それによって日照時間も長くなり、冬は逆に太陽の光が地面に当たる角度が低く日照時間が短くなるため温まりにくくなる、という理論です。と、いうことは年々角度が高くなっているのでしょうか。

いずれにしても、暑ければ涼しくなってほしいし、寒ければ温かくなってほしいというのは、古今東西変わらぬ人間の心というところでしょうか。

暦の上では8月8日~22日がいわゆる秋の兆しが見え始めるころ、つまり「立秋」です。とはいえ、毎年のことでありますが、結局は暑いまま、といったことが多いですね。そしてこの時期といえば、夏の甲子園です。皆さんは7月26日の神奈川県大会の決勝はご覧になられたでしょうか?とても劇的な9回の攻防。慶応の逆転スリーランホームランで横浜を逆転し、甲子園の切符をつかみました。

数多あるスポーツの中でも、高校球児が全力で戦うこのイベントは、多くの人を感動させ続けています。また、季節の風物詩でもあるため、コロナ渦が落ち着いた今年の高校野球はより盛り上がること間違いなしでしょう。

今回の患者様各位は、この高校野球にまつわる豆知識を5つほど記載したいと思います。

  1. 全国高校野球は、1915年に第1回全国中等学校優勝野球大会として始まりました。 当時は10校が参加し、優勝したのは東京の旧制第一高等学校(現在の東京大学教養学部)でした。
  2. 全国高校野球の会場として有名な阪神甲子園球場は、1924年に完成しました。 阪神電気鉄道が沿線開発の一環として建設したもので、当時は日本最大の野球場でした。 甲子園という名前は、旧暦の干支である甲子年にちなんで付けられました 。
  3. 全国高校野球の大会歌「栄冠は君に輝く」は、1930年に作詞・作曲されました。 作詞者は朝日新聞社の記者であった佐藤惣之助、作曲者は同社の音楽部長であった中山晋平です。 歌詞には「夏」や「甲子園」などの言葉は一切登場しませんが、高校野球の精神や情熱を表現しています。
  4. 全国高校野球では、優勝旗や準優勝旗などの色が深紅であることが特徴的です。 これは、1925年に第11回大会で優勝した旧制第六高等学校(現在の神戸大学)が、自分たちの校旗を優勝旗として寄贈したことに由来します。 第六高等学校の校旗は深紅色だったため、以後の優勝旗も深紅色となりました。
  5. 全国高校野球では、選手たちが試合後にグラウンドを掃除する姿がよく見られます。 これは、1948年に第30回大会で優勝した静岡県立静岡商業高等学校(現在の静岡県立静岡商業高等学校)が始めた習慣です。 静岡商業高校は、自分たちが汚したグラウンドをきれいにすることで感謝の気持ちを表現しました。 その後、他のチームもこの習慣を真似するようになりました。

いかがでしたでしょうか?意外と知らない高校野球のお話があったのではないでしょうか?きっとこれからも夏の一つの原風景として、私たちの心に刻まれていくのでしょう。

神奈川県代表の慶応にも、ぜひ頂点を目指して頑張っていただきたいと思います。

今後も引き続き、「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。

医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕

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