令和5年12月1日
寒さが本格的に身にしみる頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年、日本では新型コロナウイルス感染症の感染症分類が５類となった一方、前年の流行期から途切れることなくインフルエンザの流行が続いています。
インフルエンザウイルスは、地球上を循環しています。
北半球、南半球とも日本を含む緯度の高い地帯は冬季に、緯度の低い地帯は通年で流行するパターンが一般的ですが、夏の間も流行が続いた今年は、もしかすると温暖化によって日本も熱帯地方と同じ通年性の流行パターンになったのではと推測する専門家もいます。
新型コロナウイルスもインフルエンザも基本的な感染対策は同じです。特に乾燥が気になるこれからの季節は、外出時のマスク着用とうがい手洗いの基本を忘れずにいたいものです。
地球温暖化による夏の暑さは「異常気象」と呼ぶ以外のものはなく、今年の夏も全国各地で最高気温を記録したことは記憶に新しいです。 10月に入ってもなお、秋めいた様子は少なく、11月に入りようやく早足で木々の色づきが見られました。
茅ヶ崎セントラルクリニックの紅葉も１１月に入ってからでしたね。
気象庁の長期予報によりますと、12月からの3か月間も全国的に気温が平年より高く、降雪量も少なくなる見込みとのこと。 とはいえ冬ですから寒いので、体調管理にはいつも以上に気を付けなければいけないなと思う師走です。
振り返ると昭和の時代に活躍した著名人の相次ぐ訃報に触れる一方、WBCでの侍ジャパンの活躍や、藤井聡太八冠の偉業達成では、令和の若手の活躍に胸が熱くなったものです。
医療業界では9月から全ての医療機関・薬局においてマイナンバーカード保険証利用した受診ができるようになりましたが、皆様はすでにご利用されたでしょうか。
どこの業界でもデジタル化が進み、新しい技術に慣れる頃にまた新しい技術が発信される。その繰り返しですよね。 これもコロナ渦において、在宅ワークを余儀なくされたことで、より利便性を求めるようになったからともいわれています。
2024年に行われる診療報酬改定は、6年に一度の医療・介護・障害福祉サービスのトリプル改定となります。
この中で透析治療の分野がどのように変わるのか。
移り行く時代の中でも愛情をもって親身な対応ができる環境構築をしていきたいと思います。
健育会グループでも今年は70年目の節目の年となりました。
「光陰矢の如し」
くる年もめまぐるしい展開となりそうですが、一日一日を大切にしながら過ごしていきたいと思います。
今後も引き続き、「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。
医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕
