茅ヶ崎市 人工透析 血液透析濾過 夜間透析 臨時透析 食事療法 「茅ヶ崎セントラルクリニック」

クリニック通信

令和6年3月1日

毎日の寒暖差厳しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
春一番が早々に吹いた2月、季節がどんどん先取りされ桜も卒業式を待たずに散ってしまいそうですね。 昔から三寒四温と言われていますが、その寒暖差がここまで大きく開いてしまっては大人でも体調を崩してしまいそうです。
2月22日付けの茅ヶ崎市保健所管内の感染症情報によると、12月から続いているインフルエンザ警報レベルは未だに終息基準から遠く、まだまだ感染対策をしっかりとして過ごさなくてはいけないのかなと感じる毎日です。

ところでみなさんは自分の平熱が何度位か把握されていますか?
透析日には体温測定を行うので、大体何度かなんとなくわかっているかと思いますが、体温は、熱が出る病気にかかっていなくても、運動、時間、気温、食事、睡眠、感情の変化などにより変動しています。 透析中にも変化がある方もいらっしゃるでしょう。
また、そうした要因がなくても、体温は1日のなかで変化しています。睡眠・覚醒と同じように、ヒトは24時間単位の体温リズムを持っており、これを「体温の概日リズム」といいます。
最も体温が高いのは午後(午後2~6時)です。 その後、体温は次第に低くなり、夜が更けるとさらに低下します。 通常、1日のなかで 0.6~1.0℃の変動があります。

不規則な生活が続くとこの体温の概日リズムが崩れると言われています。リズムが遅れると、本来床について眠りにつく時間であってもまだ体内部や脳の体温が下がっていないため、なかなか眠れません。朝はまだ体温が上がってこないため覚醒して起床することが困難なのです。 また概日リズムが早まってしまい、夜の早い時間帯から眠ってしまう一方、夜中から早朝に目が覚めてそれからは眠れなくなるという状態になることもあります。
睡眠障害が起こる要因がこの限りとは言えませんが、睡眠中の環境温度によって量や質が変わることがわかってきています。 規則正しい生活と、睡眠環境の調整で身体をゆっくりと休め、免疫力を上げることで寒暖差厳しい季節を乗り越えたいところです。

春眠暁を覚えず。ついつい寝過ぎてしまう春ですが、体調を整えて元気に過ごしてきましょう。

今後も引き続き、「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無き
よう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。

医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 仙賀 裕

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