クリニック通信

2016年(平成28年)
2016.09.01

平成28年10月1日

大雪山の紅葉、富士山の初冠雪など、季節の移り変わりを感じる便りが届き始めたこの時期、北からの気流が中央山脈に当たり、日本海側では雪を降らし、太平洋側には水分を失った空気が南下します。関東平野には乾燥した空気が流れ込み、この乾燥した空気こそが最適な環境となり、インフルエンザが猛威を奮う季節になります。


インフルエンザの予防対策として流行前のワクチン接種が一番有効です。接種による効果が出現するまでに2週間程度を要する事、流行期が毎年12月~3月である事から、毎年11月初旬までにワクチン接種をすることが望ましいと考えられます。
当院におきましては、10月中旬より接種を開始すべく準備をしております。当院職員より広報があった際にはご予約をお願い致します。

インフルエンザにかからないためには・・・
・外出後の手洗い、うがい
・適度な湿度の保持(50%~60%)
・十分な栄養とバランスのとれた栄養摂取
・止むを得ず繁華街等へ外出する際はマスク着用

インフルエンザにかかった場合・・・
・安静にして休養と十分な睡眠をとってください
・水分を十分に補給しましょう
・咳等の症状がある場合は不織布性マスクを着用しましょう
・無理をして学校や職場に行くのは控えましょう

本格的な流行に備え、うがい・手洗い・マスク着用等予防対策をおこなってください

更衣室の改修工事も掲示板等の設置等一部の作業を残し、ほぼ終了いたしました。長きに亘りご協力いただきました事御礼申し上げます。

「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。

医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 阿部 重一